お疲れさまです!ぐちこてんちょ〜です!

ーーーーーある日(ノンフィクション)ーーーーー
幼稚園児ぐらいのお子さんが1名ぐちこ店にご来店されました。
ですが、親御さんもいらっしゃらず、お子さんもお店には入ったものの、迷子?と思うぐらい挙動不審な状態。
それに気付いたアルバイトの主婦さんが、
『お母さんどうしたの〜?・・・・・』
とお子さんにお話を伺い、本当の迷子さんだと発覚しました。
警察の人にお願いするのが筋ですが、
お子さんが嫌がることと、近くのお家に親御さんがいるとのことで、
その主婦さんがお子さんを連れてお店から出て、結果、無事に親御さんの元にかえすことができました。
が、ここからが本題で、
その時のお子さんが主婦さんにこう言っていたらしいです。
『え!?お姉さんが店長だと思った』と。。。。。
もちろん声を最初にかけたのが主婦さんだった事もありますが、
完全にぐちこてんちょ〜 は除外して店長は主婦さんしかいないと思われていたそうです。🤣
現在こうしてブログを書ける余裕が出来始めた、ぐちこてんちょ〜(現26歳)ですが、
店長着任の当初は、毎日が身体も精神も余裕がありませんでした。最近では、関西の接客コンテストで優秀賞を頂くなど、お店自体のレベルも上がってきたと実感できるところまできました。
どんなお仕事にも共通する事ですが、お仕事に慣れるまでは、毎日が試行錯誤の連続。
話を冒頭に戻しますが
20代で新米店長・40代で新米店長 の差はなんでしょうか?
もちろん年は違います。
ぐちこが1番、気にしてしまう差は、
若さゆえの周りの人からの認知です。
ぱっと見、20〜24までの年齢のスタッフさんたちの間に、23歳の店長が紛れ込んでいたら、すぐあの人が店長!とわかる人はどれぐらいいるでしょうか。
それも、ぐちこ店では、アルバイト・店長関係なしに、制服が一緒です。👚
少し老けてるからとか、目の下のクマがやばいとかの理由だけでは、判断材料に困ります。
また、
新米店長が着任当初は、在籍しているアルバイトスタッフさんたちからの信頼もこれから築いていくものです。
店長1年目で退職する方が多いのは、自店での周りからの信頼を得られず、ストレスが溜まっていった結果が大きいです。店長としてスタッフさんが働きやすい環境を提供する前に、自分の働きやすい環境づくりに失敗した結果です。
では、長くなりましたが、ぐちこてんちょ〜 が現在、3年目を迎えるまで、どんなことに気を配り、スタッフさんからの信頼を得て、お客様からも『店長』として認められるようになったかご紹介します。

ぐちこのプロフィール
簡単にまとめますが、
●童顔じゃありません🤣
●現在26歳(店長就任時は23歳)
歳の近い大学生やフリーターさんと同じ制服を着ていたら、まず誰が『店長』なのかわかりません。
今でも(2019年 26歳)大学の授業にこっそり忍び込んでも、誰にもスルーで、講義を受けられる自信あります。
まず、スタッフさんからの信頼を得るところから
お客様の信頼を得るよりも、先にしないといけないのが、
アルバイトさんからの信頼を得るところからです。
なぜお客様よりも先にアルバイトさんからなのか?!
これは、たとえ、お客様から、この『ぐちこ』って人が店長だ!と気付いてもらえても、店長であるぐちこの指示をスタッフさん達が聞かず、聞いたとしても、スタッフさん達だけでコソコソ話をしている姿をお客様に見られたら、”スタッフさん同士のテリトリーが出来てる”ように客観的に感じてしまい、お店に入ると雰囲気が悪く感じて、店長がいてもダメなお店とレッテルを貼られてしまいます。
逆にスタッフさん達からの信頼が厚いと、
店長さんが行うことに手伝いを率先してくれたり、店長がしていることを真似してくれるので、お客様への接し方も自分の思った通りになります。
また、お店での陰湿なクレームも無くなり、結果として、店長に休みをとる余裕が生まれ、お店の雰囲気も良くなっていきます。

お客様からの信頼の得かた
スタッフさん達からの信頼が固まってきたところで、お客様にもぐちこが『店長』と認めてもらうにはどうしたか。3つご紹介します。
- シフトにたくさん入る。→店長さんのお仕事はシフトでお店にたちアルバイトさんと同じように働くこと以外にも、会社員なので、事務仕事もあります。ですが、まずはシフトに入り、裏でパソコンや資料に目を通すよりも、率先してお客様の接客をすることです。在籍しているスタッフさんがどんな仕事振りなのか・お客様の雰囲気を後ろから見つめたいと思う店長さんもいらっしゃいますが、現場にたち、失敗を恐れず(失敗しか最初はありません。😅)スタッフさんのお手本となるように接客をしていくことで、仕事を自分の体に叩き込むことが大切です。接客業なのに、接客が苦手・嫌いというスタッフさんもいます。ですが、お仕事なので、店長が仕事をしている姿を見せることで、真似をして接客に行ってもらうようにします。もし、それでも接客に行かないなら、しっかりと訳を聞き、どう改善していくか一緒に考えます。やはりお仕事が出来ないスタッフさんと一緒に働くことに嫌悪感を感じるスタッフさんもいますので、仕事が無理なら、やめてもらうしかありません。
- スタッフさんに指示出し→指示を出すと言っても、お客様がいらっしゃるところで、お客様に聞こえるように指示を出します。恥ずかしがることはありません。あなたが店長なのだから。
- 小技→本当に真似は推奨しませんが、❶上から別の服を羽織る❷声を使い分ける(うまく説明できませんが、初めてご来店されるお客様にも常連様のように、砕けた言葉遣いでも丁寧な、気配りを感じてもらえるような素振りを表現)
お店の周りのペストコントロール(草むしり😽)や、挨拶の徹底も、積み重ねをすることで、信頼を勝ち取っていきます。
お客様ネットワークは広いです。1組の家族が”このお店雰囲気サイコー!”と思ったら、10組は”このお店サイコーなんだ”と思われてもおかしくありません。逆も然りで、嫌な印象を与えたら、他のお客様にも印象が最悪で広がります。店長さんは、見られるお仕事なのかもしれません。

まとめ
接客業において、たとえ常連のお客様でなくとも、どんな方に対しても、まず自分が行動を起こすべきです。
他人任せ(スタッフさん任せ)で、実務ばっかりをしている店長さんはみんなからの信頼が薄いです。
店長は管理職でもあり、現場の人間です。
スタッフさんが働きやすい環境づくりに移る前に、自分の居場所をなくさないようにしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、お店の衛生管理・害虫駆除です。飲食店を訪れて、美味しい料理や清潔なお手洗いがあるのは、しっかりと衛生管理を行っているからです。Gは地球上に存在します。😭
ほな Seize the day!(今を生きよう!)